にっこりは、栃木県で開発されたオリジナルの品種です。全国的に有名な栃木県の観光地「日光」と、中国語で梨を「リー」と呼ぶことから「にっこり」と名付けられました。「食べてにっこり、作ってにっこり」の想いも名前に込められています。
大玉が特徴で、重さは1kg程度あり、なかには1.3kgを超えるものもあります。
果肉は糖度が高く、シャリッとした食感とジューシーな味わいが特徴です。
収穫時期は10月中旬から11月中旬までですが、貯蔵性がよく、涼しいところで約2ヶ月間保存できることから、春節やバレンタインデーまで楽しむことができます。
近年、にっこりは海外輸出にも力を入れており、海外でのテストマーケティングを行ったり、海外のバイヤーを栃木県に招待し、産地を見ていただくなどの活動を行っています。現在、インドネシア、マレーシア、タイなどの東南アジアへ輸出され、その人気は高まりつつあります。
インドネシアでの試食販売会
マレーシア・クラン朝市で販売
香港での販売
タイでの販売
皮をむいて、そのまま食べるのが最もおすすめです。糖度が高く、シャリッとした食感とジューシーな味わいをお楽しみください。
きっと食べた人は“にっこり”笑ってくれることでしょう。
一般的な「梨」は知っていても、「にっこり」の並外れた特徴と美味しさを皆さんは知っていますか?
今回は、栃木県在住外国人が、「にっこり」を食べたことがない友人とともに和食の料理人である先生から「にっこり」の食べ方や魅力を教えてもらいます!
栃木県の肥沃な土地、日照時間の長さ、そして夏は暑く冬は寒いといった寒暖差が「にっこり」の栽培に適しています。極めて大きく、糖度もあり、日持ちもする。まさに輸出に最適な梨です。黄金色が綺麗で、縁起が良いともいわれています。私たち生産者は、こうした梨の革命「にっこり」を、一つ一つ色を確かめながら丁寧に収穫し、皆様にお届けしています。ぜひお召し上がりください。